娘の眼球摘出から一年

網膜芽細胞種の左眼球摘出から一年たちました。
娘は無事に1才半になってくれて、とても元気です。元気すぎて手がかかりすぎで、正直困ります。


ですが
元気であることが喜びです。


1歳半ですが、元気におしゃべりして、かなり意思疎通できます。一生懸命真似をして、一生懸命おしゃべりしています。一生懸命おしゃべりというより、静かにしていられないに近いかもしれません
妻の話を聞くと、児童館の幼児クラブの先生が、よくしゃべるので、びっくりしているらしいです。


「一人遊び? なにそれ、おいしいの?」
って言いそうなぐらい、にぎやかにしていて、かまってちゃんです。要は一人遊びがほとんどできません。


こちらが何をしていようと、お構いなしに
「いっしょに、いっしょに」
といって、手を引っ張って、遊び部屋に連れて行かれます。そして、


「すわって」
といって、その場で座るように要求されます。
そうして、一緒に遊びます。


言葉は得意なようですが、聞き分けはぜんぜんよくありません。「だめ」「い・やなの」「あーーー」って、わがまま放題です。
ご飯はたくさん食べないし、歯磨きが苦手です。奥歯の側面、歯茎側を嫌がります。怪獣が鳴いているような声で「あ”−−−」って大きな口をあけて、何とか逃れようとしています。
歯磨きは私の担当ですが、平日の夜にそれをやられると、ちょっと滅入ります。


髪の毛が少なめなためもあって、しょっちゅう男の子に間違われます。
笑い方が「がははは」みたくするときがあって、なんだかもう。
それでもピンクの洋服を着ているのだから、ちょっとは気づいてください。


ですが、いつまでも元気に、こんな時間が続くことを願っています。


お世話になった病院の先生、看護師さん、義眼師さん
お友達とそのママ、パパ
みんなありがとうございました。


これからもお世話になると思いますが、娘を、そして我が家をよろしくお願いします。


そして12月にまた家族が増えます。
次の子が娘と似たような性格だったら、どうしようかな。きっと、下の子はおとなしくて聞き分けのいい子です。誰かかなえてくれるんだったら、ぜひお願いしたいです。