食器洗い乾燥機(Panasonic NP-TR1)設置と、ちょっとレビュー

12月初めにPanasonicの食器洗い乾燥機 NP-TR1 を購入しました。
この記事はNP-TR1の設置と約1ヶ月使用した感想をレビューとしてまとめてみようと思います。
なお、この記事の内容、特に設置については素人のやることですので、もし参考にされる場合は自己責任ということでお願いいたします。質問されても回答しかねます。

購入と設置

某家電量販店では、基本的な設置工事費が約8000円で、他に分岐水栓代が6000円〜15000円と、見積時などに必要に応じて出張費がかかるような説明がされているようです。
個人的にメーカーのWebから取説をダウンロードして調べたところ、分岐水栓さえクリアすれば、特に難しい設置工事が必要と思えなかったため、自分で設置を行うことにしました。

分岐水栓

私の家では、水道の蛇口はシンプルなモノでしたので、CB-E7という共通タイプの分岐水栓を使用しました。
http://panasonic.jp/bunki/img/ss/CB-E7.pdf
PanasonicのWebサイトで調べることができます。
分岐水栓ガイド | ビルトイン食器洗い乾燥機 | Panasonic
分岐水栓ガイド | ビルトイン食器洗い乾燥機 | Panasonic
分岐水栓の取り付けにはレンチが必要です。また、水栓の種類によっては、専用工具が必要になるので注意が必要です。専用工具が必要な場合は、取付工事を頼んだ方が無難かもしれません。

購入

私の場合、本体はECカレントさん、分岐水栓はビックカメラで購入しました。今は値上がりしているようですが、当時は本体を5万1千円で購入しています。
価格.com - パナソニック NP-TR1 価格推移グラフ

設置

シンクには設置スペースが無いので、シンク横に幅60cmのメタルラックを組んで据え付けました。

同じラック内に電子レンジも入れるので、奥行が46cmの次のものにしています。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%82%B925mm-%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-4%E6%AE%B5-%E5%B9%8560cm%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97-LH6012-4/dp/B000BHGE98/ref=tag_dpp_lp_edpp_img_in
設置場所の上方に吊り戸棚があるので、メタルラックならではの高さの調整が効いて良かったです。

吊り戸棚などが上方にある場合、NP-TR1は、扉を開けると、開けた扉が上側に出っ張るので、そのスペースを確保します。(約10センチ)

分岐水栓を取り付けます。水道の元栓を止めて、購入した分岐水栓に付属していた取説を見ながら、もとの蛇口の取っ手部分をレンチで取り外し、分岐水栓に取り替える手順で取り付けをしました。

あとは、給水ホース、排水ホースを接続して、電源をつなげばOKです。この辺も取説を見れば難しくはありません。


レビュー

私は他の食洗機を使ったことが無いので、その前提でのレビューとなります。

ストレス軽減

夜の食器洗いは私の担当です。
仕事後にやると、どうしてもストレスでしたが、食洗機導入で改善されました。多少の下洗いや食器を食洗機内に並べるたりするので、かかる時間がゼロにはなりませんが、それでも、気持ち的にかなりの負荷軽減になります。
洗うだけでなく、乾燥と収納も任せられます。自分でふきんで拭いて、食器棚にしまわなくてもいいわけです。翌朝、すぐに使う食器はそのまま食卓に出すというものぐさな使い方ですが、手間は減ります。

洗浄力

お箸の先や、こびりつき汚れはやっぱり落ちが悪いです。お箸は手で洗ったうえで、食洗機に入れてしまいます。それ以外は不満は無いです。
食洗機が乾燥してくれるので、お箸やひどい汚れのものを手で洗ったとしても、あえて食洗機に入れて一緒に洗うようにしています。
洗浄力は、洗剤によっても変わるかもしれませんが、試せていません。粉末だと扱いにくいという理由だけで、液体のチャーミークリスタジェルを使っています。

収納力

購入する前に店頭で食洗機本体を見て「なんてでかいんだ、、どこに置くんだよこれ?」と思いましたが、使っていくともう少し大きくなってたくさん食器が入ればいいのに、というように捉え方が変わりました。

スペック上は1回に6人分の食器が収納可能とのことです。うちの場合は、朝、昼の食器を昼過ぎにまとめて洗い、夜にさらにもう一回洗うという感じの1日2回運転している状態です。うちは4人家族ですが、子供が小さいので3人弱の食器が1回分とすると、2回分の食器が1回に入る計算ですので、スペックの数字はまあまあ正しい感じがしています。
ただし、後術のとおり、マグカップか大きなコップが入ると収納効率が悪いので、一部食器は別途手洗いを併用しています。フライパンなどの調理器具も手洗いです。

上のカゴにコップが6本入るスペースがありますが、細いコップでないと6本は入りません。だいたい直径6cmぐらいが限界のようです。

また、マグカップの置き場所に困ります。コップ置きでは、普通サイズのマグカップがぎりぎり収まるぐらいで、もち手の部分が天井や隣のコップなどに干渉してしまいます。すこし大きめのマグカップは入りません(うちにあるものでは、直径8cm、高さ10cmのマグカップは、天井に引っかかり入らず、直径7.5cm、高さ9cmのマグカップがぎりぎり入るといった感じです)
他の場所に置くと、カップを逆さにして置くことになりますが、カップの底の部分に水がたまり、これが乾燥されません。ですので、傾けて置く必要があるのですが、食器かごにマグカップをうまく傾けておけるスペースが用意されていないので、適当に傾けてやります。
ただ、うまくしないと、洗浄中の水圧でひっくり返って、逆に水が溜まってしまうことも。(上方画像の右奥にあるカップに水が溜まっています)
メーカーの取説にマグカップの写真が出てこないので、もしかすると設計上考慮がされていないということなのかもしれません。
他の食器では不便を感じたことはないです。食器立の部分はよくできているようです。

機能

自由にコース設定できればうれしいかもしれません。普通に洗ってすすぎをして、乾燥は行わないという設定はできないようです。スピードコースを使うと、乾燥を行わないようですが、洗う時間も短くなるようなので、洗浄はしっかりして、乾燥はしなくていいようなことは、途中でタイミングをみて止めない限りできないです。
大量の洗い物や調理器具があるとき、一度目は乾燥を省略して、自分で拭いて、その間に2度目の洗浄を行うような使い方をしたいときには少し不便です。一応、乾燥のみは選択できます。
あと、残り時間がわかれば便利かもしれませんね。

エコナビは使用感としては効いているのかどうかよく判らないです。メーカーの仕様を信じるしか無いですね。

低温ソフトコースは、あまり使っていません。子供のマグカップなどプラスチック系のものは、洗浄の水圧でひっくり返ったりしやすいこともあって、手洗いにしてしまっています。

まとめ

満足しています \(^o^)/