病理検査結果良好、そして義眼へ

20日に病理の結果が出ました。視神経など、外部への湿潤無しです。本当に良かったです。本当にお蔭様で、、という気持ちでいっぱいです。
お世話になった皆様、ありがとうございました。


腫瘍断面の病理検査では、3割ほど活動性のある部分が見られたということでした。
先生が、「ある断面では3割ですから・・・」と漏らしていましたから、腫瘍をたくさん細切りにして、それらを総合して3割方という判断をしているわけでなさそうです。そういうことで、表面が石灰化でも、中身は半生状態ということであったようで、恐ろしいです。
以前の眼底検査の所見では、(表面上は)9割は石灰化でしたが、その石灰化はきっちりと中身がつまった構造ではなくて、すかすかの、いわば軽石のように穴があいているような構造で、その穴の中には活動性のあるがん細胞が残っていた状況だということでした。
表面の観察とは違う結果で、やはりこの病気は難しいです。おいそれと中身に手を出せませんからね。。。


20日に病院で有窓義眼に代えて、仮の義眼を入れていただきました。手術直後に、目の中が癒着しないように保護する目的の透明で穴の開いた有窓義眼というものが娘の目には入っていたのですが、これを目を真似た仮の義眼に取り替えました。
この義眼はヨリ目になってしまっていて、目もすこしくぼんだ感じですが、それでも久しぶりに娘の両の目がある姿をみて、少し安心しました。
有窓義眼の時は透明でしたから、目を開けると兎さんの目のように赤かったです。
この義眼はすこし違和感はありますが、そのまま外出できると思える状態です。
実際に、病院帰りにそのままショッピングに行きました。。


今日は、義眼職人さんを尋ねてきました。
そして、病院でもらった義眼よりもっと良い仮義眼にチェンジです。ぱっと見は違和感が余り無いです。
「仮とはいえ、手を抜かない。なぜなら、初めての義眼は、目が無くなったショックを受けている
本人や親御さんの希望になるから、一番重要だ。」そのように話す職人さん。この方にめぐり合えてよかった。心からそう思えました。
細かく義眼を調整することが大切らしいので、なるべく調整してもらえるようにスケジュールを調整しなくては。